レーザ加工については、最新鋭のファイバーレーザ加工機(アマダ製ENSIS3015AJ)を導入致しました。従来のCO2レーザー加工機と比べ、ファイバーレーザでの圧倒的な加工スピードと高品位な切断が可能となり、同時に電力容量も従来機の1/3となり、 環境にやさしいモノづくりを実現しています。
アーク放電による電器エネルギーを利用して行う加工法です。プラズマ加工の開発当初は、金属、非金属のいずれの材料にも適用できるものでしたが、近年は金属切断にたいして主に使用されています。プラズマ加工の原理としては、熱エネルギーを切断材の上面から供給する方式となり、切断時の歪みが少ないのが特徴です。
投射材と呼ばれる粒体を加工物(ワーク)に衝突させ、ワークの加工等を行う手法です。投射材の種類(粒径、組成、密度、硬度、強度)投射速度、投射角度、投射量などがあり、ワークの硬さ、加工条件によって適切なものを選定しなければなりません。
ベンダーはネットワークで繋がっておりサーバーからの図形データを呼び出して完成形状を見ながら加工段取りを行います。下2カ所の金型で金属の板(板金)を折り曲げるマシンです。金型は板厚や用途によって変えていきます。概算で下型のV幅は板厚の5倍位が適正とされています。カバーなどを作る場合は曲げ部分にRをつけることがあります。R3 R5 R8 R10 R15 R20 とRが大きくなっていくほど緩やかなカーブが形成されます。
開先とは溶接を行う材料に設ける溝のことで、鋼板同士を溶接する目的で母材の縁部を必要な形状に削ぎ落とす溶接の基本となる加工です。
開先を施したうえで溶接をしないと溶接部への溶接材料の溶け込みが不十分となる為、溶接の前処理工程である開先加工は要セル強度を保つ為の重要なポイントとなります。